TYPE 012
木目のラインがリビング、ダイニング、キッチンに連続性をもたせ、間接照明によって立体感を与えながら、空間に奥行きを感じさせる。〈 LIF 012 〉では、キッチンの天井を下げることで、リビング・ダイニングとのコントラストを生み出し、室内をより明るく演出している。
そのリビングにメリハリを与えているのが、斜線を描く黒い壁。天井や床と交差する角度がシャープな印象を強調している。外から建物を眺めれば、白と黒がバランス良く配された外観の意匠は、木目を美しく際立たせている。縦一直線の窓を配置したシンプルな壁面は、角度によって様々な表情を魅せる。